コラム
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2020.05.21
吉形医師 健康
免疫アップ&キレイにも!社交ダンスから学ぶ効果的な姿勢とは
私は大学生の頃から社交ダンス部に所属し、社会人になって約10年を経て再開し現在に至ります。今はラテンダンス専門です。発表会で素敵なドレスを着るのはモチベーションアップになります。長年のダンスで身についた姿勢は、インナーマッスルの維持とともに健康増進にとても役立っていると実感しています。
姿勢と免疫の関係
悪い姿勢=背中が丸まっていると、特に上半身の臓器-上気道、肺、食道、胃など-が圧迫され、呼吸や消化の力が弱まり、頭痛、肩こり、腰痛など身体の痛みの原因にも。
さらには血液やリンパ液の流れ※が悪くなり免疫力の低下につながります。
※体中にあるリンパ節の中には免疫細胞が集まっています。リンパ液はこの免疫細胞を運びウイルス除去や老廃物を流すといった大事な役割があります。
血液は心臓のポンプがある一方、リンパ液を運ぶリンパ管はそのようなポンプがないため正しい姿勢と深い呼吸により、免疫細胞を全身へしっかり流すことが出来るのです。
正しいし姿勢の確認
まずは、壁に背中とかかとをつけて真っ直ぐ立つ。頭やお尻が離れてしまう、という方は「猫背」である可能性が高いです。時々『頭・背中・お尻・かかと』が壁につく姿勢をキープして体に覚えさせてみましょう。
社交ダンスから学ぶ-インナーマッスルにも効く姿勢
正しい姿勢のイメージがついたら、歩くとき、座る時も意識しましょう。社交ダンスのレッスンで身についた効果的なポージングをご紹介します。デスクワークなど座りっぱなしのときも試してみましょう。これらが身につくと普段の生活の中で自然と腹筋も背筋も鍛えられます。
- ①背中の両側肩甲骨でテニスボールをギュッと挟むイメージで胸を広げて立つ。
胸郭が広がる気持ちよさを感じてみましょう。
- ②立ったとき目線はやや上に、頭の中心が糸で引っ張られているようなイメージです。
- ③歩くときは、お臍を意識。臍の高さを維持し、臍から脚を出す感覚で前進。
- ④座る時は、坐骨(お尻を触ると両側に触れるとがった骨)が真っ直ぐ上を向くように座る。
骨盤が立ち、座り姿勢が素敵になります。
姿勢が良いと印象もよくキレイにみえます。歩くときは颯爽と、歩きスマホはNGです。顔を上げて歩きましょう!
監修者プロフィール
吉形 玲美 (よしかた れみ)医師
医学博士/日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
専門分野:婦人科
1997年東京女子医科大学医学部卒業
1997年東京女子医科大学医学部卒業。東京女子医科大学病院産婦人科の臨床現場で、婦人科腫瘍手術をはじめ産婦人科一般診療を手掛けながら、女性医療・更年期医療のさまざまな臨床研究に携わる。2010年~2016年まで浜松町ハマサイトクリニック院長を務める。2020年6月からグランドハイメディック倶楽部 ハイメディック東京日本橋コース 倶楽部ドクターに就任。
私は大学生の頃から社交ダンス部に所属し、社会人になって約10年を経て再開し現在に至ります。今はラテンダンス専門です。発表会で素敵なドレスを着るのはモチベーションアップになります。長年のダンスで身についた姿勢は、インナーマッスルの維持とともに健康増進にとても役立っていると実感しています。
姿勢と免疫の関係
悪い姿勢=背中が丸まっていると、特に上半身の臓器-上気道、肺、食道、胃など-が圧迫され、呼吸や消化の力が弱まり、頭痛、肩こり、腰痛など身体の痛みの原因にも。 さらには血液やリンパ液の流れ※が悪くなり免疫力の低下につながります。
※体中にあるリンパ節の中には免疫細胞が集まっています。リンパ液はこの免疫細胞を運びウイルス除去や老廃物を流すといった大事な役割があります。 血液は心臓のポンプがある一方、リンパ液を運ぶリンパ管はそのようなポンプがないため正しい姿勢と深い呼吸により、免疫細胞を全身へしっかり流すことが出来るのです。
正しいし姿勢の確認
まずは、壁に背中とかかとをつけて真っ直ぐ立つ。頭やお尻が離れてしまう、という方は「猫背」である可能性が高いです。時々『頭・背中・お尻・かかと』が壁につく姿勢をキープして体に覚えさせてみましょう。
社交ダンスから学ぶ-インナーマッスルにも効く姿勢
正しい姿勢のイメージがついたら、歩くとき、座る時も意識しましょう。社交ダンスのレッスンで身についた効果的なポージングをご紹介します。デスクワークなど座りっぱなしのときも試してみましょう。これらが身につくと普段の生活の中で自然と腹筋も背筋も鍛えられます。
- ①背中の両側肩甲骨でテニスボールをギュッと挟むイメージで胸を広げて立つ。 胸郭が広がる気持ちよさを感じてみましょう。
- ②立ったとき目線はやや上に、頭の中心が糸で引っ張られているようなイメージです。
- ③歩くときは、お臍を意識。臍の高さを維持し、臍から脚を出す感覚で前進。
- ④座る時は、坐骨(お尻を触ると両側に触れるとがった骨)が真っ直ぐ上を向くように座る。 骨盤が立ち、座り姿勢が素敵になります。
姿勢が良いと印象もよくキレイにみえます。歩くときは颯爽と、歩きスマホはNGです。顔を上げて歩きましょう!
監修者プロフィール
吉形 玲美 (よしかた れみ)医師
医学博士/日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
専門分野:婦人科
1997年東京女子医科大学医学部卒業 1997年東京女子医科大学医学部卒業。東京女子医科大学病院産婦人科の臨床現場で、婦人科腫瘍手術をはじめ産婦人科一般診療を手掛けながら、女性医療・更年期医療のさまざまな臨床研究に携わる。2010年~2016年まで浜松町ハマサイトクリニック院長を務める。2020年6月からグランドハイメディック倶楽部 ハイメディック東京日本橋コース 倶楽部ドクターに就任。
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