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脳神経外科

CTやMRIなどを用いて重大な脳の病気を早期発見と予防に努めます

頭痛・めまいなどでお悩みの方、頭部を強打された方、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)や未破裂脳動脈瘤、脳動静脈奇形、もやもや病、頸動脈狭窄などを心配されている方、もの忘れがひどい方など脳神経外科全域の診療を行います。脳疾患は発症してからの治療が難しく、後遺症が残り不自由な生活を送る人や、寝たきりになる人も少なくありません。当クリニックは、3.0テスラMRI、CT、超音波を完備し迅速な診断を心がけています。

  • 診療曜日・時間

    月曜日(14:30~17:30)

脳神経外科は「お電話」にてご予約ください
外来診療 予約優先
03-3231-2071 電話受付:月~金(祝日除く)
9:00~12:30/14:00~17:30

●お電話の方へ:
音声ガイダンスに従い[ 1 ]>[ 1 ]をご入力ください。外来におつなぎいたします。

脳神経外科の主な症状

頭痛、めまい、しびれ、物忘れ、顔面の麻痺・痙攣、手足の脱力、耳鳴り、視力・視野障害など

具体的に、思い当たりませんか?

  • 頻繁に頭痛を感じる
  • 頭全体が重くだるく感じる
  • 頭痛で吐き気や嘔吐をおこす
  • 手足に力が入りにくい
  • 手足のしびれが出現する
  • 目が見えなくなることがある
  • 見ているものが二重に見えたり、視界が狭くなる
  • 口元、目元が痙攣する
  • 食事中に口から水や食べ物がこぼれることがある
  • 聴力が低下したり、耳鳴りがある
  • 記憶がなくなることがある
  • 会話や食事の内容を忘れてしまう
  • 呂律がまわりにくくなる
  • ご家族の中に脳卒中を起こした方がいる

「脳疾患の予防は早期発見がカギです」

脳神経外科で診療する代表的な症状と疾患

頭痛

脳神経外科専門医が診察いたします。頭痛の発生時期、頻度、痛み方などの問診を行った上で、MRI検査やCT検査などの画像検査や採血による検査によって、頭痛の原因を診断します。頭痛を訴えて来院される方の中には生命にかかわる重篤な病気が隠れている場合もあります。慢性化すると、生活上支障をきたすことがあります。頭痛はありふれた症状のためか、「たかが頭痛」と考える方が多く、市販の鎮痛剤で紛らわせている方が多いようです。

しかし、急に出現する頭痛には早急な治療を要するクモ膜下出血や脳動脈解離が隠れていたり、慢性の頭痛には、片頭痛、群発頭痛、緊張性頭痛など様々な種類があり、それぞれに治療方法が異なります。さらに、脳腫瘍や脳血管障害などの重篤な病気が隠れていることもあります。「急に頭痛が出現した」、「定期的に痛みを繰り返す」、「市販の頭痛薬では痛みが改善しない」、「数年間頭痛の悩みがある」などでお悩みの方は、受診をおすすめします。

めまい

視界がぐるぐると回ったり、目がくらみ、ふらついて倒れそうになったりすることをめまいといいます。突然目が回るめまいもあれば、立ち上がったり、歩いたりするにつれて起こる、ふらつくようなめまいもあります。一過性のめまいであれば、平衡感覚の障害や自律神経の乱れなどが考えられますが、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、動脈解離など深刻な脳の病気が隠されている場合もあります。

めまいは、症状だけで原因を特定することは難しく、MRIやCTなどでの画像診断が必要となってきます。当クリニックではMRI・CTを保有しているためクリニック内で検査が可能となります。気がかりなめまいが続く場合には、一度当クリニックへご相談ください。

物忘れ

年齢を重ねるにつれて、物忘れは少しずつ増えていきますが、若い方でも物忘れをすることはあります。ときどき物忘れがある程度であれば、それほど心配する必要はありません。しかし中には、認知症や認知症の前兆としての物忘れ、脳の病気による物忘れも存在します。その場合には、早期の検査、必要な治療・予防を行うことが大切です。

当クリニックでは問診、簡易認知機能検査、MRI検査や血液検査などによって、診断・治療いたします。ご自身またはご家族で不安に感じることがありましたら、一度当クリニックへご相談ください。

視力・視野障害

眼そのものが原因でみえにくくなることがありますが、頸動脈狭窄部が原因で視力障害(見えにくくなる)を生じたり、脳腫瘍や脳動脈瘤などによって視神経が圧迫され視野障害(見える範囲が狭くなる)を生じる場合もあります。

また、脳梗塞や脳出血などにより症状を来すこともあり、一過性であっても視力や視野に症状がある方は、一度当クリニックへご相談ください。

脳卒中

脳卒中は脳血管に障害が起きた状態の総称で脳血管障害とも呼ばれています。脳卒中は大きく分けると脳血管が詰まってしまう「脳梗塞」、脳の中の細い血管が切れて脳の中に出血する「脳内出血」、脳の表面にある太い血管に瘤ができ、それが破裂して出血を起こす「くも膜下出血」に分類されます。

いったん脳卒中を起こすと麻痺や言語障害、しびれや高次脳機能障害などの症状が後遺症として残ることが多く、生命にかかわることもあります。何よりも大切なのは脳卒中にならないように予防することです。

高血圧症や脂質異常症(コレステロールや中性脂肪が増えすぎている)、糖尿病を抱えていたり、狭心症や心筋梗塞、不整脈などの既往のある方は脳卒中を起こしやすく、特に内臓脂肪が増加して肥満のある方(いわゆるメタボリックシンドローム)は脳卒中のリスクが高く、注意が必要です。

喫煙や過度のアルコール摂取、運動不足なども脳卒中を起こしやすくなりますので、生活習慣の改善に努めましょう。

脳卒中は40歳を過ぎた頃からリスクが高まると言われています。自分は健康だと思っている方でも、自身の健康状態を客観的に知っておくことが大切です。将来起こり得る重篤な脳の病気を予防する唯一の方法となりますので、定期的な検査をおすすめします。

脳神経外科は「お電話」にてご予約ください
外来診療 予約優先
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脳血管疾患リスクの早期発見に不可欠な頭部MRI・MRA検査

頭部MRI検査では、放射線を使用することなく磁石を利用して頭蓋内の断面を画像化して、頭部の病変の手がかりを調べる検査です。脳腫瘍、脳梗塞、脳出血などの病変の有無を調べることが可能です。脳出血や脳梗塞では、病変の有無、大きさだけでなく病気の発症時期を推測することが可能です。
頭部MRA検査では、脳の血管の様子を立体画像で写し出します。血管のこぶ(脳動脈瘤)や血管が狭くなっているところがわかるため、くも膜下出血、脳動脈瘤、脳動脈の狭窄や閉塞などを発見することに有用です。

当クリニックは、3.0テスラMRI装置複数台保有。3.0テスラMRI装置の特徴は、高画質の撮影で小さな病変も鮮明に写し出すことが可能です。検査時間はおよそ20分で終了、スピーディに受診いただけます。*テスラ:磁場の大きさを表す国際単位

担当医のご紹介

杉山 達也 医師
日本橋室町三井タワー ミッドタウンクリニック 非常勤医師

【専門領域】
脳神経外科

【メッセージ】
私たちは日々の中で何気なく会話や食事などが出来ていますが、脳に病気を患うと後遺症が残り、今までの生活を送ることが困難になることがあります。当クリニックでは、症状出現前に病気を見つけ治療につなげることで、元気で楽しい生活を送れるよう病気の早期発見に努めています。

当クリニックでは、脳疾患全般、特に脳血管疾患(脳動脈瘤・脳動静脈奇形・もやもや病)や脳腫瘍・下垂体腫瘍・頸動脈狭窄症・てんかんなどを専門にしている医師が揃っており、他院で診断された病気の定期検査の継続も可能です。

「たかが頭痛で受診してもいいんだろうか」と悩むことがあるかもしれませんが、頭以外の症状が出ていても脳が原因だったというのはよくあること。脳神経外科の領域ではないかも・・・と考えずに、気になる症状があればぜひ一度当クリニックへご相談ください。


【プロフィール】
埼玉医科大学医学部卒業
埼玉医科大学付属病院、聖マリア病院、秩父市立病院、埼玉医大国際医療センター、多摩総合医療センターにて臨床に従事し、現在、昭和大学脳神経外科准教授。

【認定資格】
日本脳神経外科学会 専門医・指導医
日本脳卒中学会 専門医・指導医
日本脳卒中の外科学会 技術認定医・指導医
日本神経内視鏡学会 技術認定医
日本小児脳神経外科学会 専門医